中国語の種類?

中国語と言っても、実はたくさん種類があります。例えば、北京語、広東語、上海語、福建語、台湾語・・・。 中国には56の民族(人口の95%は漢民族)が住んでいるわけですから、56の言語があるのです。それに、日本の各県に方言が有るように、中国でも地方によって発音が違うのです。

私たち日本人が一般に中国語と言っているのは、実は北京語のことを指します。現在、中華人民共和国と中華民国台湾での国語(公用語)となっています。ですから、今後の中国では北京語を制すれば中国の殆んどで言葉が通じるのです。ただし、香港は広東語か英語になります。

また、初めて中国語を勉強される方に多いのですが、北京語と広東語を同時に勉強したいと言われる方が大変多くいらっしゃいます。しかし、これから中国語を初めて勉強される方にとっては北京語と広東語は全く違う外国語を2つ習うのと同じことですので「中国語教室-北京語話す-」ではおすすめしておりません。何事も焦らず、まずは中国の広域で通用する北京語をマスターすることをおすすめ致します。

中国政府は最近スローガンで、「北京語を話そう」と呼びかけているくらいです。中高年以外は北京語が標準語として今後は中国全土に広まっていくことでしょう。